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どもお久しぶりです。モトギです。
忙しくてブログ更新できずにいてごめんなさい。
で、
今回は、そのGTD455ドライバーの後継機種。
8月20日発売、GTD code-k ドライバーのご紹介です。
私の場合、すっかりエースドライバーになってて、
巷でもすでにかなり噂になってて、
メーカーでも販売店用の出荷が、あっという間に在庫切れ状態。
では、このGTDドライバー コードK、
前作のGTD455ドライバーと比べて
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・自分なら(あなたなら)どちらを選ぶべきなのか
・455ドライバーと比べてデメリットはあるか?
・デメリットはあるか?
・どんなシャフトが合うか
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について、どこよりも詳しく書いてまいりましょう!
→!
?GTD code-kと455ドライバーはどちらが飛ぶのか?
まず結論から申し上げますと、
GTDドライバー コードKとGTD455ドライバーをノーマルの状態で同じシャフトで打ち比べてみると、私の場合ノーマルで打つと、飛距離の差はほとんどありませんでした(モニターテストでも、女子プロのテストでも同様だったそうです)。
ですが、実際にラウンドを重ねると、こちらのほうが平均飛距離はだいぶ稼いでおりますね。
…というのも、弾道がぜんぜん違います。
GTD455ドライバーは中低弾道だとすると、code Kは高弾道。
テーラーメイド グローレF2よりちょっと低めな高弾道低スピンボール量産機だと思っていただけるといいですね。
なので、同じ飛距離が出ているとは言っても、
転がったボールがラフやハザードに掴まらないぶん、セカンドの位置が前になるんですわ。
GTD455ドライバーが「
キャリー+ラン」で飛距離を稼いでいるのに対して、code Kドライバーのほうは、ほぼ
キャリーでその飛距離を叩き出していることになります。(ランは多くても15ヤードくらい?)
なので、着弾地点が柔らかかったり、転がった球がラフやハザードで止まったり、
状況が追い風(フォロー)だったり、打ち上げだったりすると、
明らかにcode Kドライバーのほうが飛びます。
(これまで掴まってたバンカーはたいてい飛び越えます)
逆に、着弾地点が固かったり、下り傾斜だったり、
状況がアゲンストだったり、打ち下ろしだったりすると、
GTD455ドライバーのほうが飛びます。
GTD455ドライバーはとにかくビッグランが出るドライバーです。
code Kドライバーは、
キャリーで「今まで超えられなかったハザードを飛び越す」ために、
松山秀樹のようなビッグボールで飛ばすように作られたドライバーだと言えます。(ハイドローが打ちやすいのも飛距離の秘密)
GTD455ドライバーの場合、「ヘッドスピードが低めの方だと球が上がりきらない」という声もちらほらあったのですが、今回のcode Kドライバーはまったくそんなことはないので、飛距離はGTD455ドライバーより出ると思います。
実を言うと私、GTD455ドライバーのあと、キャロウェイのエピックドライバーがあまりにも初速が早くて(455ドライバーより3Y飛ぶので)、一時期浮気をしていたんですが、
code Kドライバーを手に入れてからは、またGTD一筋に戻った経緯があります。
やっぱ、キャロウェイのエピックドライバーよりも、GTD455ドライバーよりも、さらに飛ぶんですよねー(しかも簡単に)。
ちなみに私、ハンデ8の52歳で平均飛距離は240yくらいですが、今回のcode Kドライバー、最初に試打したホームコースの薄暮でさんざん打ち比べた「初日」に、ほぼ無風の平坦なホールで276ヤードという飛距離を出しました。270Y台というのは滅多に出ない数字です。
これまで一度も頭上を超えたことのない、(ぶつかるとやっかいな)230Y先のフェアウェイど真ん中の大木を超えていきました。
即座にエースドライバーに鎮座したのは言うまでもありません。←でもその前に決めていた
?code-kと455。具体的にどこがどう違うのか?(1)
ヘッドを比べてみました。左がGTD455ドライバーで、右がcode-kドライバーです。
写真だとコードKのほうがずっとシャローでヘッドが後方に細長く伸びているように見えますが、実はこの写真ほどの差はありません。
ヘッド体積は、GTD455ドライバーが「455」と言ってるくせに、実は448ccで、code-kドライバーのほうは10ccだけ増えて458cc。その10ccの体積のぶんだけヘッドが後方に伸びて、投影面積が増えたと思ってください。
このくらいの差です(右がcodek)。ほんの少し、心地よく「洋梨」のイメージもありますが、「シャローヘッド」の部類とは言えないかもしれません。
キャロウェイエピックドライバーの「サブゼロ」を、ひとまわり小振りにした感じと思っていただければいいかもしれません。
そして、実はフェースの形はほぼ同じで(なにしろこのフェースにも飛距離の秘密があるので…)フェース面から見た場合、やはりディープフェースの部類です。
下がコードKなんですが、フェースの形状は「まったく同じ」と言っていいかもしれません。
しかし、
個人的には断然code-Kのほうが好みですね。
自分自身、ドライバーがいちばん苦手なので、そもそもシャローヘッドばかり使ってきた経緯があり(455ドライバーがはじめてのディープフェースです)ヘッドの投影面積が広いと安心できるし、スイングがなんとなく安定する気がするし、
実際問題としてcode-Kを数日使ったあと455ドライバーに戻ると、やっぱりティショットに不安を感じてしまいます。
code-Kは、最初に手にして構えた瞬間から
「あ、これだ!!」という感じがいたしました。
テニスを昔からやられている方ならご存知でしょうが、
プリンスというメーカーが「デカラケ」と呼ばれるラージサイズのラケットを発売してまたたく間に大ヒットしたことがありました。もう30年も昔の話です。
しかし数年後にほとんどの選手は「セミラージサイズ」のラケットで試合に臨むようになりました。
そんな感じです。
個人的には、「いいとこどり」の、ちょうどよい絶妙なサイズです。
(ジョージさんって、こういう「絶妙な感じ」を捉えるのが天才なんだよな。ゲージとか…)
少し後方に伸びた、ほんの少しだけ洋梨な感じもある「安心感のあるシャローぎみの顔」のイメージなのに、
しかしヘッドを少しだけ小ぶりにすることで、スピン量の多いシャローヘッドにはさせず、「高初速をたたき出すフェース高の確保(ディープフェース)」を実現したクラブ、
と言えると思います。
つまり、
ディープフェースなのに、構えた感じはシャローヘッドぎみなんです。
だから、
超低スピンなのに、すげえスイングが安定するんですわ。
で、エース確定、と。
?code-kと455。具体的にどこがどう違うのか?(2)
その他の「違い」についても、やっぱ超個人的な主観で(でも数値とかは公証で)、ご説明いたします。
●リアルロフトの変化
さきほど「code-Kのほうが高弾道」と書きましたが、
ヘッド体積が10cc増えたぶんだけヘッドが後方へ伸びて、「重心深度が少し後ろに下がりました」が、その他にリアルロフトも変わりました。
GTD code-Kドライバーも455ドライバーも、ネックの形状は同じで、
互換性のある「同じスリーブ」を使用する±1°の可変式カチャカチャドライバーなんですが、
ニュートラルポジション(Nポジション)の位置が455ドライバーの場合、
表示:10° リアルロフト:10.25°
だったところ、code-Kドライバーは
表示:10° リアルロフト:10.75°
に変わりました。ロフトが0.5°、寝たわけです。
だから、インパクトの瞬間、フェース面はすでに0.5度、上を向いていて、
しかも、重心が深くなっているため、フェース面はさらに上を向きやすくなっていて、
…それで高弾道のボールが出やすいわけなんです。
だいたい455ドライバーより
0.5度?1.5度ほど打ち出し角度が高くなります。
なのに、まだ超低スピンなんです。
しかも初速が(とある企業秘密の技術により)さらに上がっているんですわ。
だから、いわゆるビッグボールという奴が味わいやすいです。
しかも455ドライバーよりもさらに掴まりがよいのでハイドローが出やすいです。
少なくとも私には(マジで)もう、これ打つのが最高!
そんな意味では「快感の大きさ」のどデカいドライバーだと思います。
打感(打球音)に関しては、このブログでGTD455ドライバーを紹介した際、大絶賛をしてたんだけど、後から「そうでもなくね?」という利用者の声もちらほら聞こえてきてまして…、
実は私自身も「そうでもないかも」と思い始めてたので、ホントすいませんでした。
…というのも、GTD455ドライバーって、とにかくボールがヘッドに潰れてひっつく時間が長いので(そこはcode-Kドライバーも同じだけど)、室内とか練習場とかだと「すごく打感と打球音がよいドライバー」に感じられてしまうんですよ。
でも実際にコースでティーショットをしてみると、「バメシッ」っという、いかにも叩いた音が出るかというとそうでもなくて、「ピンッ」っという、例えるなら陶磁器かガラス瓶でボールを叩いたような音に感じられてしまうこともありました。
でも、code-Kはそこんとこ改良されてきたよ。
ジョージ武井氏が主体的に改良に励んだのか、それともただクラウンが伸びたら結果的に良くなっただけなのかは知りませんが(聞いておりませんが)、
とにかく打球音は「良くなった」という人のほうが多いと思うなぁ。
「バメシッっという、いかにも叩いた音」というわけじゃないのですが、
「パケッッ!」という乾いた破裂音がして、コースで使っていて、これまでまったく情報を持たない2人の同伴者に「それいい音するね」と言われました。
そこらへんも大満足です。
基本的なヘッド形状としては、GTD455ドライバーのヘッド後方を10ccぶんだけ後ろに伸ばしただけなので、ボールのくいつき、操作性、超低スピンの棒玉量産機のイメージは変わりません。
ヘッドの構成パーツ的にも素材や、製造技術(社外秘)などは、ほぼ同じです。
ヘッド重量も同じです。(197g±)
一カ所だけ、「さらに飛ばすための技術」が追加されているだけです。
ここらへんで、一旦まとめます。
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・飛距離は個人的には455ドライバーとほぼ同じ。でも、平均飛距離は上がる
・455ドライバーより掴まりがよく、ハイドローを打ちやすい
・なので、HSが高い人でもぶっ飛びドライバーに
・ヘッドは10ccぶんだけ後方に伸びただけ
・だからディープフェースなのにシャローヘッド気分
・リアルロフトが0.5寝て、可変式スリーブは互換性あり
・重心が深くなり、インパクト時にフェースが上を向きやすく、高弾道
・455ドライバーに「飛ばしの技術」を一つ追加
・打球音がよくなった
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個人的に、私の場合はすでに、GTD code-Kドライバーがキャロウェイエピック(サブゼロ)からエースドライバーの座を奪い返していて、これでもう大満足。
キャロウェイエピックは右プッシュアウトが出やすいという難点があったのですが、それもなく、code-Kドライバーには他にどうしてもらいたいということもないのですが、
前にも書いたように、
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・ビッグボールの醍醐味を知ってる方
・高弾道のボールやハイドローを打ちたい方
・ご年配の方、女性の方・スライサー
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は、455ドライバーではなくcode-Kドライバーを選ばれたほうが絶対いいと思います。
455ドライバーは生産中止となりましたが(復刻あるかも)、その場合は中古などの455ドライバーを探し求めていただいたほうがいいかもです。
ちなみに、
一時期、テーラーメイドで「ロフトアップ」を提唱してロフト11度とか12度のドライバーを主軸に据えようとしていましたが、ダスティンジョンソンのようにややハンドファーストでボールを「潰す」ように打つと、ロフトが立ってインパクトするので、さらにぶっ飛びます。
男子プロで主流となりつつある打ち方をする方の場合、特に相性がいいと思います。
フェース角もあまりオープンではありません。
?455ドライバーと比べてデメリットはあるか?
私が個人的に使用してみて、最初の1球めをふつうに打った時、
わりと高い球が飛び出しました。(でも250近く飛んでた)
3球も打てば弾道を低くする打ち方にアジャストしてしまうので、もうそこまで高い球にはならないのですが、でもこの高弾道のボールには、もしかしたら「高すぎる」と感じてしまう方がいるかもしれません。
アベレージゴルファーにとっては、GTD455ドライバーより「さらに打ちやすく、飛距離も出るドライバー」に仕上がったと思いますが、
特に低めの弾道が好きな方の場合、「弾道高すぎ?」ということがあるかもしれません。
そこがデメリットと言えば、言えなくもありません。(でも私にはカチャカチャでロフトを下げれば普通に使えるレベル)
でも高弾道でも、ボールが強い強い!
ハッキリ言って、このcode kドライバーより飛ぶクラブってこの世にあるんですかね?
ってレベルです。キャロウェイエピックサブゼロより2?3ヤード飛ぶ感じでしょうか。(ノーマルのcode kや455ドライバーより6ヤードくらい飛びます)
炎上とか怖いから、やたらなこと書けないご時世ですが、
でもcode kドライバーは、マジで飛ぶと思うなぁ。
↑ この発言、けっこう自信あります。
こんだけ簡単にハイドローで飛ばせるドライバーも珍しいです。
↑自分的に今まで最も飛んでたエピックサブゼロ(白いボール)と、code k(黄色いボール)を、同じ長さの同じシャフト、色違いのボールで打ち比べてみました。
4球ともベストボールだったので、どれがいちばん飛んだかわからない状態で落下地点に行ってみたら、こんな状態でした。
いちばん飛んでる手前の黄色いボールが262Yで、いちばん後方のエピックで打った白いボールと6Yほど離れてます。
?code-kドライバーに合うシャフトは何か?
あらゆるゴルフメーカー、あらゆるゴルフショップの人にとって、いちばん答えにくいご質問は「どのシャフトがおすすめですか?」というものです。
その質問がメールではなくて、目の前にその方がいて、試打ルームが目の前にあり、試打シャフトも揃っている状態でテストできるなら問題はまったくないのですが、
メールとかだと、その方がどんなスイングするのかまったくわからないので、答えられないのです。
しかし、
GTD455ドライバーもcode-kドライバーも、きわめてクセのないヘッドですので、
「どのシャフトと相性がいい、悪い」ということが特にありません。
ですので、まずはどこかのショップで(どのヘッドでもいいので)測定をしてみて「このシャフトだ!」というものを選び出していただければ、そのシャフトでcode-kドライバーを組んでいただけます。
それがベストだと思います。
ただし、
code-kドライバーのほうは、けっこうな高弾道でつかまりがよいので、
極端に先端が走る先調子のシャフトを、極端な長尺で組むと、
球が高すぎたり、左にひっかけたりしやすいかもしれません。
逆に、
フッカー系のハードヒッターの場合、
かなりスピン量の少ない、つかまりを抑えた元調子のシャフトなどが選び放題だと思います。
ちなみに、
ネットショップのほうで、現在は以下のシャフトラインナップで販売しています。
【ワクチンコンポ】
GR560-SR、GR560-S、GR560-SX
※掴まる60g台のワクチン。スライサーの試打評価いつもNo.1
【ラナキラカナロア】
55-SR、55-S、65-SR、65-S、65-X
※高弾性でクセのない中調子。いつも品薄の超人気もの
【ツアーAD】
TP5-S、TP6-SR、TP6-S、TP6-X、TP7-S、TP7-X
※フェアウェイキープ率高く、叩きたいアスリート向き。当ストア人気高し
【三菱クロカゲXT】NEW!
6-SR、6-S、6-X、7-S、7-X
※ドローヒッター御用達、マキロイ使用モデル
【ディアマナBF】NEW!
5-SR、5-S、6-SR、6-S、6-X
※青マナとは呼べないほどの高弾性で使いやすいシャフトにかわりました(店長の現エース)
【フジクラEVOLUTION 4】NEW!
569-SR、569-S、661-SR、661-S、661-X
【ATTAS COOL】NEW!
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